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2006年03月25日
独議会前に“スタジアム” W杯を1万人に生中継(goo/kyodo)
いくつかポイントがある。まずなぜアディダスかということ。Wカップサッカーを今みたいにビッグゲームにしたのは実はアディダスなのだ。もうひとつは議会前ってところ。普通の感覚だと議会の近くにそんなに人数が集まる施設を持ってくるのは危険だと思うけれど、ドイツの場合、更にその上をゆく。国の中枢(=議会)とWカップの隣接化は国威発揚と国家的一体感強化のシステムとしてサッカーを使おうという意図が見える。統一はどちらかというとアタマでやってしまった感がある。結果として労働者層は旧西側も東側も統一への反発が大きくなっている。そこをカバーするのはスポーツの祭典ということだし、EUの中でのドイツのプレゼンスを高めるにも役に立つ。その効果を考えればセキュリティ強化のコストは安いものだという考えなのだろう。
こうした国威発揚と国家的統一感の強化はまさにベルリン五輪の再来だ。ひとつ違うのはアディダスの存在。国民国家のシステムと国を代表する企業との絡みと言うところが、ポストコロニアル研究では必要だと思うのだけど、なんかあまり注目されていないような感も。
投稿者 武田徹 : 2006年03月25日 08:36
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